サッカー審判の栄養レシピ”
にご訪問いただいきありがとうございます。
今回は...
第12条 ”ファールと不正行為”
について、初心者審判さんやパパさんママさんに向けて
ちょっとわかりずらい競技規則をわかりやすく解説していきます!
サッカー観戦をしていて
あれのどこがファールなの?
なんであれがオフサイドなの?
といろいろ疑問が出ますよね。
でも、いざ審判資格を取ってフィールドに立ち笛を吹いてみると
TV画面や応援席から見るのとは、まったく視野や感覚が違い
真っ白になっちゃいますよね...
いつもなら判断できるファールも見逃してしまう...
正直僕もそうでした...
そんなとき、
ジャッジ(判定)の根拠となるルール(競技規則)がしっかり頭に入ってると、
ファールやオフサイド、ボールインプレー・アウトオブプレーなど
正しい知識をもとに判断できます。
すこしでも不安を拭えるように
わかりやすく・噛み砕いて・大事な所を解説していくので
審判やコーチング・応援の際に役立ててみてください!
競技規則 12条 ファールと不正行為
ファールの種類
競技規則には…
ボールがインプレー中に反則があった場合にのみ、直接、間接フリーキックまたはペナルティキックを与えることができる。
と明記されています。
インプレー中のみFK・PKが適用されるのです。
そして、フリーキックも大きく分けて2つ
- 直接フリーキック
- 間接フリーキック
その中で
- 注意
- 警告 (イエローカード)
- 退場 (レッドカード)
のような懲戒の罰則があります。
今回は、直接フリーキックになるファールを解説していきます。
直接フリーキックとは?
直接フリーキックとは、直接ゴール(得点)できるフリーキックです。
主審は得点できるゴール方向に手を向けます。
条件のある直接フリーキックになる反則
- チャージ”foul charging”ファウルチャージ
- 飛びかかる”jumping at”ジャンピングアット
- ける”kicking”キッキング
- 押す”pushing”プッシング
- 打つ”striking”ストライキング
- タックルまたはチャレンジ”foul tackle”ファウルタックル
- つまずかせる”trippig”トリッピング
これらの行為は…
- 不用意に...注意・配慮・慎重さに欠ける(注意)カードなし
- 無謀に...危険になる(警告)イエローカード
- 過剰な力で...必要以上の力・安全を脅かす(退場)レッドカード
と、判断されたときに直接フリーキックが与えられます。
行った瞬間に直接フリーキックになる反則
これらの行為は、行った瞬間にファールとなります。
あくまで主審が判断した時になります。
”フェアプレー” ”リスペクト” を忘れずに...
笛がなるまでプレーを続行しましょう!
常に主審・副審など審判団が協力し試合をスムーズに施行しましょう!!
ハンドについて詳しく
ハンドの反則になる範囲
「腕の上限は、脇の下の最も奥の位置まで」
全てが反則になるわけではない!
意図的かどうか?
不自然でないか?
としっかりとハンドの反則になる手の範囲が決められています。
ですから、肩はハンドにはなりません!
また、手や腕でボールに触れたからと言ってすぐにハンドになるわけでもありません。
ではどんな時にハンドの反則を取られるのでしょうか?
どんな時にハンドになるのか?
以下の状況で手や腕でボールに触れた時ハンドの反則となる
となります。
全てがハンドの反則ではなく、偶発的・意図的でなければハンドの反則にならない場合もあります。
まとめ
今回は、12章ファウルと不正行為の中の
”直接フリーキック”について解説しました。
キーワードは
「不用意」「無謀」「過剰な力」
「不自然か」「正当な動きか」
正直、ここの判断基準は主審によるところもありますが...
ぜひみなさんは、
フェアプレー
リスペクト
の精神を大切にこれからも一緒にサッカーを楽しんでいきましょう🎵
次回は「間接フリーキック」について解説していきたいと思います。
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