サッカー審判の栄養レシピにご訪問いただいきありがとうございます。
前回は競技規則の成り立ちと構成についてお話ししました。
今回は1条・2条のフィールド・ボールについて、
初心者審判さんやパパさんママさんに向けて
少しわかりずらい競技規則をわかりやすく解説していきます!
なんとなくTV等でサッカーを観ていると思わず
フィールドの広さってどのくらいあるんだろう?
ベンチの声がうるさいわね!
と言う時ありませんか?
でも、いざ4級審判を取ってフィールドに立ち笛を吹くと全然視線が違いわからなくなってしまいますよね。
僕もそうでした...
だからこそ、そんなときにルール(競技規則)がしっかり頭に入ってると、ファールやオフサイド、ボールインプレ・アウトオブプレーなど正しい知識をもとに判断できます。
わかりやすく噛み砕いて解説していくので、審判・コーチング・応援の際に役立ててみてください。
競技規則 1条 競技のフィールド
構成
- フィールドの表面
- フィールドのマーキング
- 大きさ
- 国際試合用の大きさ
- ゴールエリア
- ペナルティエリア
- コーナーエリア
- フラッグポスト
- テクニカルエリア
- ゴール
- ゴールラインテクノロジー
- 商業的広告
- ロゴおよびエンブレム
- ビデオアシスタントレフェリー(VAR)
という構成になっています。
全てはとても無理なので、大切なところだけピックアップして解説していきます。
競技規則 1条の大事なところ解説
フィールドの表面とマーキング
人工芝の表面は緑でなければならない。
フィールドは長方形で、危険なく連続したラインでマークする。
(長方形です!)
また、人工芝を用いる場合サッカーのためのラインと異なる色ではっきりと見分けられるならばそのほかのラインを描くことができる。
(よくフルコート、少年用のハーフコート、ラグビーのラインが交差しているものありますよね...)
- 長い方の2本→タッチライン
- 短い方の2本→ゴールライン
- 2本のタッチラインの中点を結ぶ→ハーウェーライン
- ハーフウェーラインの中央→センターマーク(22cm)
- センターマークを中心に半径9.15m→センターサークル
- ラインの幅は12cm クロスバーとゴールポストの幅もともに12cmが適当とする
- ラインの計測はラインの外側から
大きさ
日本の公式サイズ
105m ✖️ 68m
となってます。
ゴールエリア・ペナルティエリア・コーナーエリア
・ゴールエリア
ゴールポストの内側から5.5m
・ペナルティエリア(ゴールエリアの3倍)
ゴールポストの内側から16.5m
・コーナエリア
コーナーフラッグから1mの四分円
フラッグポスト・テクニカルエリア・ゴール
・フラッグポスト
1.5mで旗をつけた先が尖っていないもの
・テクニカルエリア
タッチラインから1m離す
テクニカルエリアからは、その都度1人だけが戦術的指示を伝えることができる。
(本来は1人だけなのです...)
・ゴール
横 7.32m 高さ 2.44m
競技規則 2条 ボール
ボールの条件
- 球形
- 適切な素材
- 外周 68cm 〜70cm
- 重さ 410g〜450g
- 空気圧 0.6〜1.1気圧
試合前に空気圧の確認、破損がないか等しっかりとチェックしましょう!
ボールに空気圧の基準が記載されているので見てみてください。
ボールが壊れたら
- プレーを停止
- ドロップボールで再開
※ボールは主審の管理下です!ハーフタイム中もしっかりと管理をしましょう!
まとめ
今回は1条と2条について解説してみました。
いつも当たり前のようにみてるフィールドやボールもしっかりとした基準があります。
審判をされる方は、必ず試合前にフィールドやボールの点検をしてみてください!
次回は3条と4条について解説しいきます。
閲覧いただきありがとうございました!
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