”サッカー審判の栄養レシピ”
にご訪問いただきありがとうございます。
みなさんレッドカードはご存知ですか?
レッドカードは…
”特に悪質な反則を犯した選手に対して「退場処分」を与えることを示すカード”
のことです。
”悪質な反則”ってなんだ?
なんで今のでレッドカードになっちゃうのかしら?
と思う時ありますよね。
でも”悪質な反則”もサッカーのルールブック”競技規則”に明記しており
審判団はそれに則りジャッジをしています。
レッドカードとは
もともと”退場処分”は口頭で選手に対して示していました。
しかし、国際大会が増えるにつれ口頭での”退場処分”に限界があり、困り果てた審判委員長が
1968年のメキシコオリンピックから採用されたそうです。
これ以降言葉が通じない、気が付かなくても”退場処分”を示せるようになりました。
また、選手だけでなく観客やベンチに対してもわかりやすく提示できるようにもなりました。
ちなみに”レッドカード””イエローカード”は
信号機の色を見て閃いたそうです。
レッドカードになる反則
では、どのような”悪質な反則”に対して”レッドカード”が提示されるのでしょうか?
- DODSO(得点または決定的な得点の機会の阻止)
- 著しく不正なプレー
- 人を噛む、唾を吐く
- 乱暴な行為
- 攻撃的、侮辱的もしくは下品な言動
- 同じ試合の中で2つ目の”警告”(累積)
となっています。
それでは、それぞれ詳しく解説します。
DOGSO(得点または決定的な得点の機会の阻止)
競技者が相手競技者に対しボールに向かうことで反則を行い、
相手競技者の”決定的な得点の機会の阻止”を行う。
しかし、三重罰
- PK(ペナルティキック)
- 退場
- 次回以降の出場停止
があまりにも重すぎるということで、
DOGSOでレッドカード対象となる反則を犯し
”主審がPK”を与えた場合
一段階下がって”警告(イエローカード)”処分となります。
しかし、PKが与えられた場合でも、
”ハンドの反則でDOGSO”
の場合は”退場(レッドカード)”処分となります。
著しく不正なプレー
”直接フリーキック”になる反則を”過剰な力”で行なう
過剰な力とは…
競技者が必要以上の力を用いる。相手競技者の安全を脅かすこと
乱暴な行為
身体的な接触のあるなしに関わらず、
相手・味方・審判・観客に対して乱暴な行為を行う
人をかむ、または唾を吐く
相手・味方・審判・観客等、人を噛んだり唾を吐いたりすること
攻撃的・侮辱的、下品な発言をする
このままの意味です。
ちなみに…
主審に対して
・質問をする→OK
・異議、抗議→警告(イエローカード)
・攻撃的、侮辱的、下品な言動→退場(レッドカード)
同じ試合の中で2枚目の警告を受ける
いわゆる”2枚目”というものです
累積2枚で次の試合出場停止になります
まとめ
レッドカードを提示されると競技者は、ひとり減り圧倒的不利になり試合の流れが変わっていきますよね。
やむ追えずプレーを試みて”DOGSO”で「退場」
ついつい熱くなって「退場」
いろいろあると思いますが、サッカーは”紳士のスポーツ”です。
フェアプレー
リスペクト
の精神を忘れずにサッカーを楽しんでいきましょう!!!
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