サッカーの”イエローカード(警告)”について解説

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今回は…

なんで今のがイエローカードなんだ??

イエローカードってどんな時に出されるの?

というときがあると思います。
今回は、

”イエローカード”について詳しく説明していきたいと思います。

イエローカードとは

”イエローカード”には「警告」の意味合いがあり、一般的には
1試合に2枚で「退場」
累積2枚で次の試合に出場停止となります。
(大会要項や種別によって変わってくるので詳細は確認ください)

半紳士的な行為に対してもともとは”口頭”で行なっていたそうですが、
国際試合が増えてきてだんだん言葉が通じなくなり、
選手やベンチ・観客にわかりやすいようにカードが採用されたようです。

イエローカードになる反則の種類

では、どのような時に”イエローカード”となるのでしょうか?

  • 遅延行為(プレーの再開を遅らせる)
  • 異議(言動で異議を示す)
  • 審判の承認を得ずにフィールドに入る・離れる
  • 規定の距離を守らない(ドロップ・コーナー・フリーキック・スローイン)
  • 繰り返し反則
  • 反スポーツ的行為

となっています。
それぞれ詳しく説明していきます。

遅延行為

遅延行為とはプレーの再開を意図的に遅らせることです。
例えば…

  • スローインを急に他の選手に任せる
  • フィールドから出るのを過度に遅らせる
  • プレーを停止したのち、ボールを遠くへ蹴る・手で持ち去る
  • FKを違った場所から行い、やりなおさせようとする

異議

サッカーではレフリーに異議をすること自体認められません。
ですから、

「今のはファウルだろ!!」→異議イエローカード”

「今のはファウルじゃないんですか?」→質問だから”セーフ”

異議はダメですが、質問は認められます

規定の距離を守らない

  • フリーキック   9.15m
  • コーナーキック  9.15m
  • スローイン    2m
  • ドロップボール  4m

たいていの場合は1度は注意してくれますから素直に離れましょうね!

承認を得ずにフィールドに入る・離れる

怪我等でフィールド外に出る場合や入る場合は主審の承認をちゃんと得ましょう。
プレーの一環でフィールドの外に出てしまう時は大丈夫です。

繰り返し

これは同じ選手が何度も繰り返し反則をした場合です。
回数に規定はありません

反スポーツ的行為

審判員の方でしたらご存知かと思いますが
いわゆる「反スポ」というものです。
「反スポ」になる反則はたくさんあるので、主なものを説明していきます。

①シミュレーション

負傷を装ったりファウルをされたフリをする

②ラフプレー

直接フリーキックになる反則を無謀(危険になる、危険になることをわかっていて)に行うこと

③SPA

”SPA”とは「大きなチャンスとなる攻撃の阻止」です。
ただし、ハンド以外で”SPA”でPKの場合はイエローカードはありません。

ややこしいですね笑

④フィールドから離れる途中でボールをプレーする

主審の承認を得てフィールから退出する際にボールをプレーする

⑤リスペクトに欠ける

試合にとってリスペクトに欠ける行為
例えば…
・皮肉な拍手
・挑発したり感情を逆撫でたり
サッカーの精神にもあるようにリスペクトフェアプレーを大切にしましょう!!

⑥意図的にキーパーが手で触れるようパスする

味方のキーパーにパスできるように、
ルール(競技規則)の裏をかいて頭・ひざ・胸などを意図的なトリックを企てる

⑦得点の喜び

  • 過度に時間を欠ける
  • シャツを脱ぐ
  • フェンスによじ登る  など

となっています。
他にもありますが代表的なものはこれらになります。
よく取られるものは
”ラフプレー”と”SPA”が多いですね!

まとめ

今回はイエローカードについて解説してみました。
他にも競技規則に書かれている反則を組み合わせて”イエローカード”になるケースもありますが、代表的なものはこれらになります。

基本的には”半紳士的行為”の対して”警告”といった感じです。
ですから…

フェアプレー

リスペクト

の精神でサッカーという競技を楽しんでいきましょう!

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